2011年11月04日

会えました ウォンテット羽田



9月始めに高松市に流れ着いた青年 羽田くん (偽名)は生活保護申請をしたけけれども いくら捜しても戸籍も住民登録もなく 流れてきた経由を詳しく調べてみようと言った矢先に消えた・・・
置手紙一枚おいて・・・
探していた結果、高知市役所で生活保護申請を受けたとの風の頼り・・
一年半前には関東で旅費生活繋ぎ金を借りて北海道へと消えた青年と似ているとの情報も・・・
生活保護費支給日の今日、本人に会い何故偽名で日本中を回っているのか?
うそで塗り固めた人生を何故続けているのか?
今までの行動過程を聞いてみたい、今後本名で地に足つけて生活をしていってほしいと伝えたい
高知の支援グループも私達ほっとライン高松の仲間も同じ意見でした。
・・・・・
彼がいなくなった跡の部屋に残された診察券、今高知で名乗っている名前は本当に本物?
と、何度も聞いた。本当です。の答え。
高知できちんと生きていきます。の声もまだ不安の言葉ではあるけれども、もう一度信じてみようか・・

関わってきた沢山の人達に助けられたこともみんな嘘で塗り固めてきた彼はもう正念場でしたが … 高知では本名での生活保護申請が通りましたが まだまだ何かがありそうな感じです。高知と高松で連携とりながら今日この日、私達は偽名・羽田君と話をする場所を提供してもらい本人と会うことも出来ましたが、まさか高松から彼を探して高知まで来たとは驚きだっただろう・・手が震えていたけれど、きちんと目をあわすこともしなかったような気がする。

日本の北から南へと5~6年間人を騙し生きてきた彼は、今日高松から来た私達をどう思ったのだろうか?
着ていた服は破れ汚れている。
高松では新品ではないにしても洗った服を渡したはず。着ていたはず。靴もぼろぼろだったのでスーパーで
かって渡した新品のは履いていた。
高知ではアパートに住みパソコンを使える準備もしていたけれどもそんなお金を使える余裕はないことも話した。
騙して借りたお金を清算すると何も残らないどころか、まだまだ支払って行かなければならないことも現実。

明日は仕事の面接があるとハローワークの用紙も広げていたけれども、今日のいでたちでは無理だと思う。
訴えてしまえば簡単なこと、しかし彼が今後本名を伝え、うそをつかず、きちんと人生建て直していく覚悟で
スタートすることが出来る手助けを県を跨いで寄り添い励まし反省の心を実行に移しきちんと生きていくお手伝いを
したいと考えた今日の出来事でした。

高知の方々の優しさで彼は生まれ変われればと思った一日でした。
がんばれ! 
  今日の彼の名前がまぎれもない彼の本名でありますように・・・



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